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2013年9月9日月曜日

ラルジャン

エロ度 低 濡れ場も入力シーンもございません。
グロ度 低 表現はそれほどでもないです。犯罪と殺人はありますけど。
ホラー度 中 後半は、いつだれが殺されてもおかしくないのでちょっと怖い。

高校生は偽札を写真屋で使い。
写真屋は配達員に払い。
配達員(この人が主人公でイボンという名前)がカフェで支払おうとしたらニセサツだと通報された。

イボンは無実の罪で職を失い、生活に困窮して悪い仲間の誘いにのるが、失敗して警察に捕まり刑務所で服役。
妻は彼をまてず去り、イボンは自殺を企てるが失敗。

一方写真屋の店員=リュシアンは、写真屋の主人にいわれて偽称を行いイボンを追いつめた青年も、勘定をごまかしたのがバレで首になり、そのご写真屋に泥棒に入った後、犯罪を繰り返し逮捕され、同じ刑務所にやってくる。

二人は刑務所で再開する、リュシアンは脱獄をもちかけるがイボンはのらず、はっきりしないけど、リュシアンは脱獄失敗したようだ。

イボンは刑期を終えて出所。
このときは犯罪者になる決意をしていたらしく、いきなり止まったホテルの夫婦を殺害。

その後銀行でお金をおろして女性をつけていくと、おもいがけず女性はイボンを家にいれてかくまう。ホテルの夫婦を殺害したことを尋ねられると「やってみたかった」と返事する。
女性は家に縛られ老いて暴力を振るう父親と、足の悪い息子と暮らしている。
朝から晩まで家の用事で働き、逃れようもない運命になにもかもあきらめきっているようにみえる。

二人は心をかよわせたかにみえるが、イボンは女性の一家を斧で殺害して逃げる。
そしてカフェではいってきた警官にホテルの夫婦とある一家を殺害したとして自首する。
そこで終わり。

もともとは、高校生が親に小遣いせびって断られたから、ちょっとやってみただけのことなのに、一人の青年の運命が狂い、大勢の人が亡くなったということなのかな・・・

よくわかんないけど哲学なんだろうなあ。
あ、原作トルストイだった。なるほど。

ラルジャンはフランス語で金のことらしいです。



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