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2014年5月29日木曜日

眠狂四郎殺法帖

エロ度 低 狂四郎は女にもてる設定だけど、あまり詳しくはかかれてない。
グロ度 低 殺し屋が途中で蛇をひきちぎるのがグロいといえばそうかな。
ホラー度 低 悪役の人たちが悪役っぽい顔しているので、まあホラーといえなくもない。


昭和38年の眠狂四郎は、なかなかかっこよかったです。

「俺に剣を抜かせるな、抜かせれば命はない」なんちゃって。

眠狂四郎が市川雷蔵、ヒロインが中村玉緒(若!)

正統派の時代劇だなあという感じでした。

悪徳役人に、悪徳商人、一本筋の入った用心棒。

出生の秘密をもった美貌のヒロインと恋におちる主人公。

主人公のとりまきのちょっとオッチョコチョイな楽しい人たち。

最後はシリアスに主人公が「美しいものはどこにあるんだ!」と叫んで、

海の上で刀をふりあげる(これは普通じゃないか?)




剣は強いし、女にもてて、粋な浪人狂四郎は、

加賀藩の隠し財産のために狙われているという女チサ(中村玉緒)が

殺し屋(少林寺拳法を日本伝えた人の末裔という怪坊主で拳法の使い手)に

狙われていると狂四郎に護衛を頼み込む。

おもしろそうだからと引き受けたが、

殺し屋といわれた男の方も狂四郎に助太刀を頼み、

チサは加賀藩の宰相の養女で、狂四郎は利用されているという。

殺し屋の方は加賀藩の密貿易を引き受けていた商人に世話になっていたって設定。

実はチサは狂四郎に殺し屋を始末させるために加賀の宰相に送られたスパイ(すぐばれたけど)

二人の間にちょっと色っぽいシーンがあったり、

殺し屋との間に男の友情っぽいシーンがあったり、

加賀の宰相がどこまでも人を操り利用する汚い悪人っぷりを披露してがんばってみたり、

いろいろあって舞台は加賀藩に。(チサは殺し屋につかまっている)

途中伊賀モノが狂四郎をおそって、円月殺法炸裂したり。

チサに恋している下っ端忍者が狂四郎にまとわりついてみたり、(コミカル)

殺し屋と狂四郎がいっしょに加賀藩の刺客とたたかってみたり、(アクション)

チサの母親と幼馴染たという能面師の家で、仲良くなっちゃった二人。

江戸から太鼓持ちと狂四郎の女も追っかけてきて(二人はスリもするらしい)合流(ギャグ)

殺し屋たちは加賀の宰相の首をしめることになるという証拠の仏像を隠していたが、

それを狂四郎が奪い、チサに与える。そして、宰相は本当の父親で、

チサの母が遊女であったので出生を内緒にして育てていたことを告げる。

チサは宰相に人でなしとなじり、宰相は泣いて謝る。そして密輸品を返すと誓う。

チサが尼になっていた母親をのもとへいくと、母親は殺されていた。

殺し屋の一味がチサを探していて殺したのだ。そしてチサも撃たれて死ぬ。

そして、殺し屋と狂四郎が海岸で対決して引き分けで去っていき。

チサは狂四郎の腕の中で死に、仏像は狂四郎の手で海に捨てられたのでした。

ちゃんちゃん。




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2014年5月15日木曜日

サブウェイ

エロ度 低 一応恋愛ものなんだろうけど、エロくはないぞ。
グロ度 中 冒頭の嘔吐シーンとか、全体的にあんまり綺麗じゃないな。主演女優とそのファッションはきれいだけど。
ホラー度 低 どちらかというとコミカルな感じだな。音楽がきいている。 

グラン・ブルーのリュック・ベンソンの出世作だよね。
主演ふたりはきれいだけど、個人的にはジェズベール警部と、
警官のみなさんが好きです。

フランスの地下の道路ってなんとなく東京に似ているなあ。
外の風景は石畳でぜんぜんちがうけど。
地下鉄もモダンというのでしょうか?
雰囲気あるようねえ。

大富豪の人妻エレナにまねかれてパーティに主席したフレッドは重要書類を盗みだして、
パリの地下に逃げ込む。
どうやら人妻が好きになったらしい。
そこで、奇妙な生活をしている若者たちと遭遇。
その中のドラマー役はジャン・レノ。
なんか最後にはバンドつくって演奏していたし。

エレナも地下にやってきたりして、次第になじんでいるし。
最後はフレッドが撃たれるけど生きてるっぽいし、ハッピーエンドなのかな。

まあ、唐突な展開と、独特な映像を楽しむ作品かなあ。
ビームサーベルみたいのもって、手錠つけたまま地下をさまよっている映像はおなじみだよね。
こどもたちは、おもしろいけど、なにが起こっているの?状態でみていました。



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助太刀屋助六

エロ度 低 キスシーンが1か所あるだけ。
グロ度 低 人は死ぬけど、血はとびちりません。
ホラー度 低 コメディですから。

岸田今日子の語りが、いい感じで面白かった。役としては旅館の女将さんみたいなのやっていた。
真田宏之がひたすら走り回り、はまり役になっていた。(このときいくつかな?)
鈴木京香が、殿さまに献上されそうな田舎娘(岸田今日子がだましている)を元気よくやっていた。
助六のおとうちゃん役を仲代達也がやっていて、超かっこよかった。シリアスはおまかせね。
最後までコメディタッチで楽しくって、家族で見てもいいんじゃないかな。
「大誘拐」の鬼才・岡本喜八監督の遺作だって。

17で故郷を飛び出して江戸に向かった助六は、
途中で仇討の助太刀をして金をもらう。
これに味をしめて、助太刀を探してあるいていたが、
ちょっと小金が入ったので、故郷に帰ってみた。

するとなんと仇討の真っ最中。
再会した長馴染みよると、
かたき討ちの立会人関八州取締出役・榊原織部をまっているところだという。
じゃあ自分も助太刀をと思ったら、手はたりているようだ。
逆に邪魔だといわれてしまう。

ところが仇討のあいて元八州廻りの役人・片倉梅太郎は、自分の父親だった。
しかも、どうやら冤罪で、本当の悪役は立会人のほうらしい。
あとで、かたき討ちをしていた相手も真相を知ろうとして、織部に片づけられていた。
片倉は打ち取られるが、真相を理解した助六は、父の仇をうとうとする。
しかし、かたき討ちのかたき討ち=又敵は禁止なんで、
父親の位牌に助太刀をたのまれたとして、織部たちを切っていく。

助六は、最後には織部の共たちに撃たれてしまうのだが、
実はそれは、幼馴染と共謀してのことで、
殿さまに遊び相手として献上されそうになっていた、幼馴染の妹(鈴木京香)と
江戸へと逃げていくのだった。

ね、最後まで楽しそうでしょ。




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