エロ度 低 狂四郎は女にもてる設定だけど、あまり詳しくはかかれてない。
グロ度 低 殺し屋が途中で蛇をひきちぎるのがグロいといえばそうかな。
ホラー度 低 悪役の人たちが悪役っぽい顔しているので、まあホラーといえなくもない。
昭和38年の眠狂四郎は、なかなかかっこよかったです。
「俺に剣を抜かせるな、抜かせれば命はない」なんちゃって。
眠狂四郎が市川雷蔵、ヒロインが中村玉緒(若!)
正統派の時代劇だなあという感じでした。
悪徳役人に、悪徳商人、一本筋の入った用心棒。
出生の秘密をもった美貌のヒロインと恋におちる主人公。
主人公のとりまきのちょっとオッチョコチョイな楽しい人たち。
最後はシリアスに主人公が「美しいものはどこにあるんだ!」と叫んで、
海の上で刀をふりあげる(これは普通じゃないか?)
剣は強いし、女にもてて、粋な浪人狂四郎は、
加賀藩の隠し財産のために狙われているという女チサ(中村玉緒)が
殺し屋(少林寺拳法を日本伝えた人の末裔という怪坊主で拳法の使い手)に
狙われていると狂四郎に護衛を頼み込む。
おもしろそうだからと引き受けたが、
殺し屋といわれた男の方も狂四郎に助太刀を頼み、
チサは加賀藩の宰相の養女で、狂四郎は利用されているという。
殺し屋の方は加賀藩の密貿易を引き受けていた商人に世話になっていたって設定。
実はチサは狂四郎に殺し屋を始末させるために加賀の宰相に送られたスパイ(すぐばれたけど)
二人の間にちょっと色っぽいシーンがあったり、
殺し屋との間に男の友情っぽいシーンがあったり、
加賀の宰相がどこまでも人を操り利用する汚い悪人っぷりを披露してがんばってみたり、
いろいろあって舞台は加賀藩に。(チサは殺し屋につかまっている)
途中伊賀モノが狂四郎をおそって、円月殺法炸裂したり。
チサに恋している下っ端忍者が狂四郎にまとわりついてみたり、(コミカル)
殺し屋と狂四郎がいっしょに加賀藩の刺客とたたかってみたり、(アクション)
チサの母親と幼馴染たという能面師の家で、仲良くなっちゃった二人。
江戸から太鼓持ちと狂四郎の女も追っかけてきて(二人はスリもするらしい)合流(ギャグ)
殺し屋たちは加賀の宰相の首をしめることになるという証拠の仏像を隠していたが、
それを狂四郎が奪い、チサに与える。そして、宰相は本当の父親で、
チサの母が遊女であったので出生を内緒にして育てていたことを告げる。
チサは宰相に人でなしとなじり、宰相は泣いて謝る。そして密輸品を返すと誓う。
チサが尼になっていた母親をのもとへいくと、母親は殺されていた。
殺し屋の一味がチサを探していて殺したのだ。そしてチサも撃たれて死ぬ。
そして、殺し屋と狂四郎が海岸で対決して引き分けで去っていき。
チサは狂四郎の腕の中で死に、仏像は狂四郎の手で海に捨てられたのでした。
ちゃんちゃん。
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