Silk王室弁護士マーサコステロは、イギリスの法廷を舞台にしたドラマ。
例のカツラをつけて行うやつです。
イギリスの法制度では、弁護側だけでなく、日本で言う検査側にも弁護士がつくこと。
法廷弁護士の他に事務弁護士という職業もあって、裁判で弁舌をふるうのは法廷弁護士になる、など、違いがあります。
マーサは弁護側の法廷弁護士で、依頼人のために才能と情熱を注ぐ熱い弁護士です。
その評価も高く、試験を経てより権威ある資格である王室弁護士にもなります。
家では一人でビールを瓶からラッパ飲みして、激しい音楽にあわせて踊り狂ったり、親とは疎遠にしてたりと、寂しい一面もあります。
同僚のクライブはマーサにいいます。
「事件が終わったら、君はひとりぼっちじゃないか」
で、その後キスするんです。色男ですね。
このクライブくんは、シーズン1では、はずみで男女の関係を持ったマーサが妊娠するという事件をおこしてます。結局、流産になったのでパパにはなりませんでしたが…。
そして全部のシーズンで、いろんな女性とイチャイチャしていますw
面白いくらいモテてます。
マーサの所属するシューレーン法律事務所は、仕事はパブでとってくるという上級事務弁護士のビリーが中心となって経営されています。
ビリーは「仕事はパブでとってくる」タイプの上級事務弁護士で、裏でいろいろやってそう…、実際ワイロももらってたし、とクセのある人物です。
でもマーサを大切に思う気持ちは本当らしく、マーサが「絶対イヤ」ということはギリギリまでやらない、かわいいところもあります。
ビリーはシーズン2で病気が発覚、シーズン3ではかなり悪化していました。亡くなるところまでいきませんでしたけど。
シーズン3の最後でマーサは手痛いミスから依頼人を有罪にしてしまいます。
そして、「こんなゲームは降りろ」とビリーにワイロを渡していた悪徳弁護士に諭されます。
これまでのマーサが扱った事件も、無実罪で起訴された依頼人を助ける、という構図は少なく、むしろ真実が明かされると起訴されている罪にはあたらないけど、道徳的には大いに問題あるんじゃないの?的なのが多く、ある意味リアルな法定ものにみえてました。
でも、最後に「ゲーム」といわれたことで、マーサが自分のしてきたことが何だったのか?とショックをうけていたのは印象的でした。
ラストシーンでマーサが消えてしまうのですが、リアルな法廷ドラマと思っていたら、象徴的な終わり方で、逆にとても印象に残ってしまいました。
そしてクライブくんは、シューレーン法律事務所の所長なって、もちろん美人経営マネージャーと仲良くしているし。
仕事一筋より、人生も楽しんだ方がいいってことでしょうか?
ねえ、BBCさん。
2020年4月28日に、Silk王室弁護士マーサコステロを見放題配信していたのはU-NEXTとAmazonプライムでした。
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