本人が監督、脚本も参加しており、出演もしています。
自分がまだお腹にいる時代にタイムスリップした男の話です。
バックトゥザフューチャーを思い出すかもしれませんが、SFやアクションではなくヒューマンなお話です。
男は、生きる希望を失いつつあり、なんで俺なんか生まれてきたんだろうと思っている。
なのに、今、まさに自分が生まれるところなんです。
両親の様子は、父子家庭で育った彼が聞いていたのと大分違います。
そして彼は、自分が生まれるに至るまでの両親の物語を知って、最後に父親に声をかけるのです。
ここからネタバレです。
売れないマジシャン轟晴夫(大泉洋)は、自分の人生に嫌気がさしていた。
生い立ちは父子家庭。
母親は、父親の浮気が原因で、彼が生まれてすぐ家出と父親に聞かされていた。
父親はラブホテルのルームメイクをしながら晴夫を育てるが、今は音信不通。
マジシャンとしては後輩の方が先に有名になる。
マジックバーで働いて生計をたてているが、余裕はなく、古いアパート住まい。
そのアパートも水漏れで、家財道具が水浸しになる。
そこへ、警察から電話。
父親が河原でホームレスをしていたが、亡くなったというもの。
晴夫は警察に遺骨を取りに行って、父親が暮らしていた小屋にいくと、そこで雷に打たれる。
目を覚ますと、自分が生まれる直前くらいの浅草。
驚きながらも、浅草の演芸場でインド人マジシャンとして働くことになる。
そこには、彼を身ごもった母と、中国人マジシャンとして働く父がいる。
親子は、笑いをとるマジシャンとして人気がでてきて、テレビのオーディションにも応募。
しかし、母親が神社で倒れ、妊娠に問題があり、子どもを産めば命が危ないと宣言される。
晴夫は「どうせろくでもない人生を送る子どもなんておろせ」というが、
両親は承諾しない。
母親が家出したといのは、父親のついたやさしい嘘だったのだった。
Amazonプライムビデオで配信されていました。2019年4月11日現在、プライム会員は無料でみれましたよ。
映画「青天の霹靂」のVOD配信情報はこちらにまとめました。
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