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2012年12月5日水曜日

十二人の怒れる男

エロ度 低 白黒だし、裁判ものだからね。女性の登場人物もいないし。
グロ度 低 すべて裁判所の中のシーンだから、殺人事件も話だけで回想シーンもないから。
ホラー度 低 人間関係にはちょっとハラハラする。一般的なホラーシーンはない。

すべて裁判所の中でのシーン(さらにはほとんどが陪審員が協議する部屋)なのに、
ちゃんとおもしろいのがすごい。セット代はさぞかし安かったろうな。

コンプレックスを刺激された人間が、キレるということがよくわかる。
社会的差別、人種差別など、アメリカが抱える問題と個人がどう向き合うか。どうつきあっているか。がテーマなのかな?

個人的には最初に被告人の少年が映るところが印象的だった。

これの日本版リメイク「十二人のやさしい日本人」もおもしろい。
こちらは女性がはいっていて、まさに日本的。




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