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2013年8月25日日曜日

チーム・バチスタの栄光

エロ度 低 ラブ関係はまったくありません。
グロ度 高 手術シーンとかがグロいです。
ホラー度 低 推理物ではあるんですが、死ぬのは患者だけなんで、誰か殺されるかもという怖さはないです。


現役医師の書いた小説が原作だそうで、私立病院の内幕(出世競争や名声競争)や、勤務医たちの苦労やこだわりが書かれていておもしろい。

でも、作中の女性医師と白鳥とのギャグっぽい掛け合いは映画オリジナルかな?


心臓外科手術のスペシャリスト桐生(吉川晃司)が率いるチーム・バチスタと呼ばれるバチスタ手術のチームは、難しいといわれる手術を26例続けて成功させてきた。
しかし、ここにきて3例連続で失敗。

不定愁訴外来の女性医師(竹内結子)がこの手術ミスの原因を調べるように言われる。
彼女は調査をしてまわるが、チームのメンバーは彼女をバカにして、お互いにメンバの誰かのせいにする証言ばかり、彼女はあきらめて手術自体には問題なしとして報告する。

そんな中、アフリカの紛争地域から運ばれてきた少年がバチスタ手術をうける。
実はこの世間に注目される手術のために病院側は調査していたのだ。

手術は成功するが、他のケースについては失敗の原因はわからないまま。

そこに、厚生省からきた白鳥(阿部寛)が「殺人だ」と言い張る。
再調査に女性医師を引き回し、メンバの人間関係をズタズタにしてまわる。

そんな中女性医師ゆかりの患者が、白鳥の予言通り死亡。
バチスタ手術のビデオを調査した白鳥は桐生医師の視力が欠けていることを突き止める。
病理医であり、義理の弟である鳴海のアドバイスで手術を続けていたのだ。
やめようと思ったが、患者を前に手術をやめることはできなかったという。
そして、失敗は自分のせいではないのではと、調査を求めることにしたというのだ。

すべては解決したかに見えたが、実は本当の原因は麻酔医氷室(田中直樹)が職場のストレスから愉快犯的に麻酔薬を入れ替えて患者を殺していたのだ。

それに気が付いていた女性医師と白鳥は、桐生を失って、あらたに垣谷医師(佐野史郎)を中心にバチスタ手術に挑むチームの手術室に入り込み、麻酔薬をいれかえる。
手術は見事成功。白鳥と女性医師は麻酔医を告発し、逮捕される。

なぜ殺したかと問われた氷室麻酔医は、娯楽だと宣言するのだ。

ココリコの田中直樹が、患者の心臓が再鼓動しないのでみんなが騒ぐのがカーニバルみたいだったと語るシーンはかなり怖かったです。

病院は会見を開き、出世を望んでいた面々は記者会見で頭を下げることになる。

落ち込んでいる女性医師に日頃不定愁訴を訴えている患者さんたちが、今日は俺たちが話をきいてやるって慰めてくれます。

最後は病院を去る桐生医師が女性医師に「こんど不定愁訴外来受診しようかな」だって。
ね、ラブがありそうでないでしょ。

最後まで桐生医師がだれかわからなかったんだけど、吉川晃司だったのね。
あと、女性医師の看護婦やっている野際陽子がよかったわあ。



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