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2013年1月29日火曜日

招かれざる客

エロ度 低 キスシーンくらいはあるよ。
グロ度 低 まったくない。
ホラー度 低 話が煮詰まったときの緊迫感はちょっとホラー。
1967年の作品だから、そのころのアメリカ社会はこうだったんだろうな。

エリート黒人男性と、リベラルな新聞社の社主の一人娘として育った白人女性が恋におちる。
いきなり「結婚するわ」と黒人男性を連れ帰った娘の家での騒動。
さらには男性の両親が、「結婚相手をみたい」とやってきて、さらに混乱は拡大。
大騒ぎの末に娘の父親が許し、大団円。
テーマはこの父親の心の葛藤だろうな、リベラルで生きてきたのに、娘の結婚相手となると心情的に反対してしまう。大変だ。

この父親をスペンサー・トレイシーが演じていて、遺作になっている。
母親は私生活でもトレイシーのパートナーといわれたキャサリン・ヘプバーン。

娘役はキャサリン・ヘプバーンの姪でキャサリン・ホートン
娘の恋人役はシドニー・ポワチエ。この人どっかで見たと思ったら「野のゆり」の人だよね。
今回は歌はうたいません。知的な黒人男性を上手に演じていたよ。

個人的には、娘の家の家政婦が、男性をみて「だまされるな、エセ黒人パワーだ」といっているのがおもしろかった。



招かれざる客 [字幕][監督:スタンリー・クレイマー]|中古DVD【中古】

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