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2013年2月12日火曜日

丹下左膳

エロ度 低 男の友情をからっと書いた作品だしね。
グロ度 低 切られても血はあまりでない。峰うち多いし。
ホラー度 低 コメディ要素がはいっているし、まったくないなあ。

丹下左膳は片目・片腕の浪人で、めっぽう腕がたつ。

日光東照宮の改修をだれに命じるか「金玉くじ」で決めていた。本当か?
大名の前に水をいれた鉢をおいて、そのまえに金魚をいれる。死ななかったらOK!
これにあたるとお金がいっぱいかかるので、大名はみんな当たりたくないのね。
しかしまあ、多分水にしかけあるんだろうなあ。

伊賀柳生藩に忍ばせている密偵から将軍に「隠れ軍用金」の知らせが入り、
その秘密は家宝の「こけざるのツボ」にあるという。
柳生藩の力をそぐために改修は柳生藩に割り当てられる。

伊賀の長男はけちん坊で嫁もめとらず小金をためている。
改修があたって、右往左往したり、隠れ軍用金があるとわかって大喜びしたり
コメディ担当である。

次男は江戸の有名な町道場に婿にいくことになっていて、江戸に滞在している。
彼が婿にいくときもたされたのが「こけざるのツボ」。
しかし、すでに盗まれたあと。
これを盗んだのが丹下左膳(多分浪人)の知り合いで、関わり合いになるという筋書き。

ちなみにこの町道場の娘が「美空ひばり」で、職人にばけた次男が下見にくるというシーンがある。
そして意味なく美空ひばりの歌が入る。

結局ツボの秘密は隠密によって将軍家にわたるが、内容はガセだった。
ツボをめぐって柳生家の二男と作善は仲良くなる。
あとで道場の師範代が跡目をねらって、次男と丹下左膳を殺そうと人質をとる。
このときが、クライマックスの大立ち回りシーン。

裃着けた侍が松の廊下歩いている絵とか様になっていたなあ。
大岡越前とかでてきて江戸城にいたり、将軍とあっていたりするのはちょっとウソっぽいような。

殺陣は左膳が片腕なんで、ちょっと変わっていておもしろい。

昭和33年の映画だけあって、始まるとき「総天然色 東映スコープ」ってでるのおもしろかった。
カラーが新鮮だったのね。

丹下左膳はいっぱいあるけど、このバージョン
丹下左膳~決定版~ [VHS]

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