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2013年2月20日水曜日

東京キッド

エロ度 低 コメディ人情劇だから。
グロ度 低 なし。
ホラー度 低 冷静に考えると、人が2人死んで、ギター引きは女の子を捨てようとしているし怖いといえば怖い。


エノケンとか堺正章のお父さんとか、アチャコ師匠とか懐かしい人がたくさん出てる。
もちろん、13歳の美空ひばりが歌と演技で強烈な存在感。
でもハスキーボイスの声が13歳でも女王様っぽい。

内容としては、アメリカにいってしまった父を恨みながら死んでいった母の意思をうけて
父から身を隠そうとする女の子=美空ひばり

女の子を引き取ろうとするキャバレーの女性、しかし交通事故で死んでしまう。
女性に言い寄っていた流しのギター弾きが女の子を託されるが、
ちゃらんぽらんで、あちこちに女の子をおいて来ようとするが、女の子が一枚上手。
このへんコメディっぽい。
しかし、女の子(男の子の格好をしている)を連れて流しにいくとお客の反応がいいので、
考えを改める。

一方アメリカ帰りの父はお金持ちなので、懸賞金をかけて女の子を探し、
皆が女の子を捕まえようとする。
しかし、女の子はギター弾きと暮らしたいと逃げ出してしまう。
周囲の大人がおぜん立てをして、父親の誠意をわからせて、女の子を父親のもとに返し、
ふたりはアメリカにわたる。

空想でハワイに行くシーンは本当に海外ロケしているそう。
戦後間もない東京の風景がすごい、衝撃的。
アパートの柱切ってしまう住人とかフリーダム。

女の子の母親とかキャバレーの女性とか、けっこうはかなくなくなってしまって、
でもカラッと生きていくみたいな。戦後の何でもあり的なたくましさ感じる。



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